美文字のコツはとってもシンプル!「字が上手くなる方法」を紹介

美文字のコツはとってもシンプル!「字が上手くなる方法」を紹介

美文字が書けるようになるには、独学で勉強したりボールペン字の通信講座で学ぶ方法があります。どちらも場所や時間に縛られない自由度の高い学習方法です。

こちらでは、実際に教材を用意して独学で勉強してみた経験と、通信講座で学んだ経験をもとにそれぞれのメリットデメリットを紹介したいと思います。

まずは持ち方、姿勢を見直して

まずは持ち方、姿勢を見直して

美文字を書くにあたっての基本中の基本なのですが、必ず押さえておいてほしいこと、それは「ペンの持ち方」と「姿勢」です。

正しいペンの持ち方
鉛筆でいう削り際から1cmほど上の部分を、親指・人差し指でつまみます。そこに残り3本の指を添えます。
とても簡単ですよね。でも私は以前、3本の指で強く握って書いていました。こんな持ち方をしていると

  • 指にペンだこができる
  • 手が痛くなって長時間書けない
  • 「とめ」や「はね」がうまく書けない

など一つもいいことがありません。癖になっている人は、持ち方矯正用のグリップを使ってみるのもおすすめです。

正しい姿勢
姿勢が悪いと、文字のバランスが悪くなったり集中が続きません。
背筋を伸ばして深めに椅子に腰掛け、机とお腹の間、背もたれと背中の間にそれぞれ握りこぶし一つ分の隙間をあけてリラックスして座ると、力まずに長時間書くことができます。

字を上手く書く5つのコツ

字を上手く書くためのコツを紹介します。

①横画はやや右上がりに傾きをつける
横画はやや右上がりに書くと一気に手書きの美文字に近づきます。完全な水平だと目の錯覚で右下がりに見えて、極端に右上がりにすると字が崩れるので注意してください。

①横画はやや右上がりに傾きをつける
①横画はやや右上がりに傾きをつける

②書き出しに打ち込みをつける
文字の書き始めは、斜め45度の打ち込みを入れて強調します。全体が丁寧に書かれた文字に見えます。

②書き出しに打ち込みをつける
②書き出しに打ち込みをつける
③とめ、はねを意識する
書き終わりのとめは、細切れで終わらないよう強調して確実にとめます。
はねは短く切らずに、次の画の書き出しにつながるような流れでしっかりはねると文字に躍動感が出ます。

③とめ、はねを意識する
③とめ、はねを意識する
④はらいは右下に重心がくるよう意識する
右下に「はらい」がくる漢字は、長めにはらいます。文字全体のバランスから見て、右下が一番低いと文字が安定して見えます。

④はらいは右下に重心がくるよう意識する
④はらいは右下に重心がくるよう意識する
⑤スキマをあける
並行する線や「点」と「線」のスキマを同じくらいの間隔、大きさで揃えて書くとバランスが取れて整った文字に見えます。

⑤スキマをあける
⑤スキマをあける

どれもいろんな文字に共通して使えるコツです。字を書くときにぜひ意識して書いてみてください。今までの汚文字が美文字に変化しますよ。

大きさを変えてバランスの良い文字に

大きさを変えてバランスの良い文字に

日本語は漢字やひらがな、カタカナが混ざって成り立っています。なので、いくら一つ一つの文字がきれいに書けていても、すべての文字が同じ大きさだと文章としてのバランスは悪くなってしまいます。

全体的にきれいな文字に見えるポイントは以下の通り。

  • 漢字よりもひらがな、カタカナは小さく書く
  • 画数の多い漢字は大きめに、画数の少ない漢字は小さめに書く
  • 字間は狭すぎず広すぎず
  • 数字は斜めに書く

この4点を意識して書くと、字の大きさにメリハリがつき全体的な文字列のバランスが整います。一つ一つの美文字も引き立つので、ぜひ実践してみてください。


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