ネイルの資格の種類~まず取っておきたいのはこれ!合格率は?

ネイルの資格の種類~まず取っておきたいのはこれ!合格率は?

ネイルにもさまざまな資格があることはご存知でしょうか?有名なもの以外にもや主催企業独自のもの、またサロンへの就職に有利になるものなど数多くあります。通信講座も各資格に対応したコースを用意しているので、資格の種類を知って、自分に必要なものはどれなのか検討してみてください。

ネイルの資格、おすすめは?

ネイルの資格、おすすめは?

ネイル関連の資格は複数ありますが、おすすめはどれなのでしょうか?

資格には国が認める「国家資格」とそれ以外である「民間資格」があり、ネイルの資格はすべて民間資格となっています。つまり資格を持っていなくてもネイリストを名乗って施術可能なんですが、実際には就職・開業するなら資格は必須と言えます。

数多くの種類がある中でもおすすめは、「JNECネイリスト技能検定試験」と「JNAジェルネイル技能検定試験」。

これらは規模も大きく、メジャーな資格なので、就職・開業を目指す人は取っておくべきでしょう。もちろん趣味でネイルを楽しみたい方は、それほどこだわる必要はありません。

JNECネイリスト技能検定試験

上記と並んでメジャーな資格といえば、このJNAジェルネイル技能検定試験。2つの資格は密接な関係にあって、ネイリスト検定3級保持者は、ジェルネイル技能検定初級の実技試験が一部免除になります。

概要
公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(通称:JNEC)が実施するネイリスト育成のための試験。3級から1級まであり、年間6万人が受験している。3級から受験し、合格すると次の級が受験できるようになる。
難易度(合格率)
初級合格率:約70%
中級合格率:約60%
上級合格率:約40%
目指す級
就業・開業を目指す人
“2級以上を保持していること”がサロンの採用基準になりやすいので、2級取得が必須となる。
趣味の人
2級以上になると高度な知識・技術やサロンワークについて出題されるので、3級取得がおすすめ。集中すれば2~3ヵ月程度で取得可能。

JNAジェルネイル技能検定試験

上記と並んでメジャーな資格といえば、このJNAジェルネイル技能検定試験。2つの資格は密接な関係にあって、ネイリスト検定3級保持者は、ジェルネイル技能検定初級の実技試験が一部免除になります。

概要
NPO法人日本ネイリスト協会(通称:JNA)が実施するジェルネイル施術技術習得のための試験。初級から上級まであり、累計受験者数は20万人以上。初級から受験し、合格すると次の級が受験できるようになる。
難易度(合格率)
初級合格率:約70~80%
中級合格率:約30%
上級合格率:約30%
目指す級
就業・開業を目指す人
ジェルネイルは現在サロンの主流メニューなので、サロンワークで求められる技術の証明として中級以上取得が有利。
趣味の人
セルフジェルネイルを行うのであれば、初級取得がおすすめ。中級以上になると高度な知識・技術やサロンワークについての理解が求められる。集中すれば2~3ヵ月程度で取得可能。

INAネイルスペシャリスト技能検定

NPO法人インターナショナルネイルアソシエーション(通称:I-NAIL-AもしくはINA)が実施する検定試験です。ネイリスト検定と似ていますが、こちらは爪や皮膚を含む人体のしくみや病気についても問われます。

学生や初心者向けのA/SA級と、プロを対象としたPA/AA/AAA級の5種類にわかれていて、どの級からでも受験することが可能。

学科と実技試験がありますが、片方のみ合格した場合には、2回目以降の受験の際には合格科目は免除されます。

また合格率は初心者向けのA級は約80%ですが、プロ対象のPA級以上になると10%台と途端に難しくなります。

ネイルサロン衛生管理士

厚生労働省が打ち出した「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針」を受け、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が作った衛生管理の自主基準普及認定制度です。この資格を持っていることで、衛生面における管理・統括ができるようになります。

試験内容は比較的簡単。全国で行われている講習会(1日で終わります)を受け、筆記の確認テストに合格すると認定されます。認定証もその場で授与されます。講習をきちんと受けていれば答えられるテストなので、合格率は高いようですね。

なお、JNA認定のネイルサロンでは、この衛生管理士が1店舗に1名配置されている必要があります。

講座独自の資格もある

講座独自の資格もある

ネイル通信講座の多くがJNECやJNAの資格を目指すものになっていますが、当サイトで紹介している講座の中には独自で資格を主催しているところもあります。プリンセスネイルの「プリンセスネイルジェルネイリスト」やPBアカデミーの「ジェルネイル認定講師」がそれにあたりますね。また諒設計アーキテクトラーニングでは独自ではありませんが、違う協会の「ネイルアートデザイナー」などに対応した講座があります。

これらの資格は基本的に「趣味としてネイルの技術を高めたい」という方向けと言えるでしょう。ネイリストとして就職・独立を考えているなら、まずはJNECやJNAが主催しているメジャーな資格取得を目指したいですね。

当サイトでは紹介している通信講座ごとに、対応している資格やコースを詳しくご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。


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