
料理教室を選ぶ時に、あなたは何を重視しますか?通いきれる距離なのか、習いたい料理なのか、払いきれる金額なのか…。料理教室を決める時にはどうやって決めたらいいのか、ここでしっかり見極めましょう!選び方が理解できれば、あなたに合った教室が見つかります。
正しい料理教室を選ぶにはまず目的を明確に!
「料理が上手になりたいから」。それはどこまで?プロ級なのか、友達に尊敬されるくらいなのか、家族に褒められるくらいなのか、まずは目的を明確にしましょう。それが決まれば、どのような先生に習いたいのか、どのようなメニューを学びたいのかが見えてきますね。
プロ級を目指すならシェフに習ったほうがいいですし、友達に「スゴイ!」と言われたいならテーブルコーディネートも含めて教えてくれる料理研究家、家族に毎日の料理を「おいしい!」と食べてほしいなら、食材の栄養価や食材を活かす調理法を学べる栄養士・調理師といった有資格者に習うと、より目的達成に近付きます。
また忘れちゃいけないのが「自分の実力」。
レシピがないと何も作れないのか、アレンジ力がないのか、包丁もあまり握ったことがないのか。包丁もうまく使えないのに一流シェフに習うのは、ちょっと間を飛ばしすぎな気がしますよね。
まず大きくは、自分の目的と目指すレベルに合う教室、さらには自分の今の料理の腕に合う料理教室、で探しましょう。
料理教室の種類や形式を把握しよう
自分の目的・レベルに合った教室をいくつか見つけたら、今度は種類や形式で検討してみましょう。
- 料理のジャンル
- 和食やイタリアン、中華など、習いたい料理のジャンルがあるかどうか、メニューが豊富かどうか。HPでレッスンメニューが公開されているところも多いので事前に確認できる。
- 料理のレベル
- 自分のレベルに合っているか。初心者向けコースがあるか、シェフに習うコースがあるかなど。
- クラスの定員
- マンツーマンかグループ制か。短期間で上達を目指すならマンツーマン、友人を作りたい・楽しみながら覚えたいならグループ制がおすすめ。間を取って少人数制という選択肢も。
- 回数
- 一回完結型か連続型か。一回完結型は興味のあるメニューの時だけ参加でき、連続型なら家で作ってみた結果の質問などを次回に講師にできるというメリットが。
- 形式
- デモ形式か実践型か。有名シェフなど集客が多い場合はデモ形式が多く、講師が作る調理過程を見ながらメモしたり質問したりする。実践型は講師の実践後もしくは同時に自分でも調理するため、上達が早い。
- 経営元
- 個人の料理教室か法人運営か。個人であれば憧れの人から直接指導を受けたり、講師の自宅で開催されている場合はアットホームな環境で学べたりする。法人の場合は設備が整っていて講師・メニューもバラエティ豊富、予約システムがあれば手続きがスムーズなのが魅力。
料理教室は大手と個人、どっちがいい?
前項の最後に書いた経営元ですが、料理教室は大手と個人で結構差が出ます。これは「良い・悪い」ではなく、「向いている・向いていない」という違いになります。ここではどちらが自分に向いているのかの検討材料として、メリット・デメリットをまとめてみました。
大手 | 個人 | |
---|---|---|
メリット |
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|
デメリット |
|
|
上記の表から考えると、以下のように言い換えられます。
【大手に向いている人】基礎から料理を学びたい、アレルギーや好き嫌いがなく何でも食べられる、利便性を求める、駅から近いなど
【個人教室に向いている人】料理に対する強いこだわりがある(ベジタリアンの料理、マクロビなど)、交通の便が悪くても大丈夫など
自分のタイプや求める目標に応じて、料理教室を選ぶといいですね。