ピアノの上達方法とは!最短で上手くなりたい方必見

ピアノの上達方法とは!最短で上手くなりたい方必見

おうち時間が増え、「ピアノに挑戦してみよう」と思っている方も多いのではないでしょうか。

「小さい時に習ったことがある」「まったくの初心者だ」などピアノ歴はそれぞれだと思います。

この記事では、

  • 基本の練習方法
  • 欠かせないハノンについて
  • 上達が速い人がやっていること

など上達できるピアノの練習方法をまとめました。ぜひ試してみてください。

基本の練習方法をおさえておこう

①指の形は卵を持つ感じで
ピアノを弾くときの基本の形です。
最初は「弾きにくい」「違和感がある」と感じるかもしれませんが、この形で弾くと音が違います。また慣れると脱力して弾けるようになるので、音の強弱が出しやすくなります。実際に音の違いや強弱を出せるようになるまでには時間がかかりますが、まずは形だけ意識して練習してみましょう。
②毎日10分でもいいから弾く
人間の脳は、繰り返すことで物事を覚えられるようにできています。数日空いてだけでも、前に練習したことを忘れたり、弾けなくなったりします。週末や気が向いたときにまとめて30分や1時間弾くのではなく、毎日10分でもいいのでピアノを弾く習慣をつけましょう。
③最初にハノンを弾いて指を慣らす
いきなり曲の練習に入るのではなく、ハノンを弾いて指使いを覚えてウォーミングアップをします。指をスムーズに動かせるようにしてから曲の練習に入ることで、練習時間の短縮と上達スピードアップにつながります。
④曲は右手と左手を別々に練習する
ピアノの曲は、右手と左手が異なる指使いなので、両手で弾くのではなく、右手と左手を別々に練習しましょう。
多くの場合、楽譜は上段に右手でメロディを弾く「ト音」、下段に左手でベースやコードを弾く「へ音」で書かれています。別々に練習することで「ト音」と「へ音」をわけて読みながら練習することができ、効率よく進めることができます。
⑤ワンフレーズずつゆっくり弾いて弾けるようになったらちょっとずつ速くしていく
片手ずつ弾けるようになったら、両手で弾いてみましょう。最初はフレーズごとに区切ってゆっくり弾いて練習し、弾けるようになったら少しずつテンポを速くしていきます。
簡単に弾けるフレーズには時間をかけず、その分、何度も間違えるような苦手なフレーズに時間を使って練習しましょう。
⑥1日に1回録音して聞いてみる
録音の目的は、自分の演奏を客観的に聴くことです。うまく弾けていない箇所や苦手な箇所がわかり、次にどの部分を集中して練習すればいいのかがわかります。
電子ピアノの場合、録音機能がついているものもあるのでぜひ活用してみてください。スマホのボイスレコーダーやハンディレコーダーなどでも簡単に録音できます。

やっぱり地道な練習も必要!ハノンは欠かせない!

やっぱり地道な練習も必要!ハノンは欠かせない!

ハノン教本は、19世紀前半のフランス人音楽家のハノンが書いた、ピアノのための指使いの練習本です。

ひと昔前の日本でもピアノの練習本として欠かせないものだったので、実際にハノン教本で学んだという方も多いと思います。しかし「同じ音階をひたすら繰り返すだけ」「単調で退屈」などマイナスな印象を持った人もいるでしょう。

ハノンを正しく練習していくと

  • 10本の指をまんべんなく独立して動かすことができる
  • 鍵盤の幅感覚が身に付く
  • パターンに慣れることで余裕が生まれ、脱力して弾く練習ができる
  • 一定のテンポで指を動かし続ける持久力がつく
  • リズムや強弱、テンポなど変化を付け加えることにより多様な練習ができる

といった効果が得られます。

これらが習得できると、手が鍵盤の感覚を覚えているので、目を閉じながらでもある程度弾けるようになってきます。手元を見なくても楽譜だけを見て弾くことができるので、一つの曲を弾けるようになる時間も圧倒的に短くなります。

上達が速い人はココが違う!テクニックより必要なこと

ピアノの上達が速い人はどんな点に気をつけて練習しているのでしょうか。ポイントをまとめました。

①自分の感覚を大事にする
指の感覚や鍵盤の感覚も大事ですが、自分が感じる「音の感覚」も大事な感覚の一つです。
ゆったりとした曲であればやさしい音を、アップテンポの軽快な曲ならば、リズミカルな楽しい音を感じると思います。
楽譜だけでは読み取れない感覚を意識しながら弾くことで上達も速く、曲の完成度も高くなります。
②曲の流れで覚える
楽譜と睨めっこして弾くと、一音一音の読み取りや指をどう動かすかに神経を使い、なかなか覚えることができません。
そこでおすすめなのが楽譜をみながらCDなどの演奏を聞いて曲の流れを覚える方法です。楽譜の一音一音を覚えるのではなく、曲の流れやフレーズで覚えると速く覚えることができます。
③譜面に書き込むクセをつける
先生に指摘されたことや、自分で気づいたことはその都度、記号やメモなどで譜面に書き込んでおきます。ミスしやすい箇所などは、書き込みがあることで注意して弾けるようになります。
④集中して練習する
ダラダラと30分練習するよりも、15分で集中して練習した方が時間を有効に使えます。
ただしその15分をどのように使うのかは、しっかり考えておく必要があります。
前日の練習で苦手なフレーズを洗い出したら、その日の目標はそのフレーズを弾けるようにする、弾けるようになったらテンポを上げて練習してみる、などしっかり目標を定めて取り組みましょう。
⑤譜読みをする
譜読みとは、初めて弾く楽譜を目で見て、書かれている音符や音の強弱、正確なリズムなどを読み取り、一通り流して演奏できるようにする作業のことをいいます。
初心者の場合は、五線譜のドレミ〜の位置を覚え、音符の位置で音の高さを反射的に把握できるように意識しながら読んでみましょう。
最初はむずかしいかもしれませんが、曲を弾く前に譜読みの練習をすることで、上達スピードは確実にアップします。


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