Webライターには、持っていると有利な資格があります。
人気の職業でライバルが多いため、他者との差別化を図るために資格は役に立ちます。
ここでは、そんなWebライターにおすすめの資格を詳しくご紹介します。
Webライターに資格は必要?
Webライターになるために、資格は必要ありません。
まったくの未経験でも、Webライターとして手軽に仕事を始められることが人気の秘密です。
しかし、収入アップや仕事の幅を広げたいと考えるなら、持っていた方が有利になる資格はあります。プロフィール欄に取得資格を書くことで、他者との差別化も図れます。
Webライターにおすすめの資格8選
Webライターとしての基礎的スキルを証明できる資格
- Webライティング技能検定
- ライティングの基礎やSEO、法律、ビジネスマナーなど、クラウドソーシングでWebライターとして働くために必要なスキルがあることを証明できます。
運営:日本クラウドソーシング検定協会(CPAJ)
費用:6,000円
会場:自宅日本クラウドソーシング検定協会が認定している講座の受講者を対象とした検定試験で、合格すると「Lancers(ランサーズ)」や「サグーライティング」などで特典を受けられます。
当サイトで紹介している「たのまな WEBライティング講座」は、協会に認定された講座です。Lancers(ランサーズ)やサグーライティングについて詳しくはこちらをご覧ください。
未経験でもOK!Webライターの始め方たのまな WEBライティング講座について詳しくはこちらをご覧ください。
たのまな WEBライティング講座
- Webライティング能力検定
- 日本で最も歴史があるWebライティングの検定です。検定試験の点数によって1~3級にランク分けされます。
ライティングの基礎やSEO、法律、Webに関する一般常識など、Webライターに必要な基本的内容が幅広く出題されます。
合格すると認定証が発行されるため、就職や採用に有利に働いたり、協会に依頼が来た仕事の紹介を受けられたりします。運営:一般社団法人 日本Webライティング協会(JWWA)
費用:13,500円(2年ごとに更新費用12,000円)
会場:都市部各地
文章力を証明できる資格
- 日本語検定
- 「日本語の総合的な能力」があることを証明できる資格で、文部科学省や日本商工会議所などが後援しています。
漢字や語彙、文法だけでなく、日本語の表記や言葉の意味なども正しく理解しているかどうかが問われます。
平均取得級は3級ですが、Webライターとして差別化を図るのであれば1級を目指したいですね。
運営:特定非営利活動法人 日本語検定委員会
費用:1,800円~6,300円※級により異なる
会場:都市部各地
- 文章読解・作成能力検定
- Webライターに必要な「相手に伝わる文章を書く力」があることを証明できる資格です。
語彙や文法などの基礎力、意味内容や文章構成などの読解力、表現や与えられた条件のもとで書く作成力が問われます。運営:公益財団法人 日本漢字能力検定協会
費用:2,000円~4,000円※級により異なる
会場:東京都・大阪市
- 日本漢字能力検定
- 一般的に「漢検」と呼ばれる検定試験で、漢字の意味を理解し、正しく使える力があることを証明できる資格です。
Webライターは、自分で書いた文章を自分で校正して納品します。間違った漢字や送り仮名を修正できることは、Webライターに必要な能力と言えます。運営:公益財団法人 日本漢字能力検定協会
費用:1,500円~5,000円※級により異なる
会場:都市部各地
Web関連・その他の資格
- SEO検定
- SEOとは、検索結果の上位に表示されるためのテクニックです。Webライティングは多くの人に見てもらうことが目的なので、SEOの知識があり、文章に反映できるとWebライターとして重宝されます。
SEO検定は、直接的なテクニックのほか、基礎知識や理論を理解している事の証明になります。運営:一般社団法人 全日本SEO協会(AJSA)
費用:5,500円~8,800円※級により異なる
会場:都市部各地
- Webリテラシー試験
- Webに関する総合的・標準的な知識があることを証明できる試験で、合格すると「公益社団法人 全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webアソシエイト」の資格が取得できます。
2年ごとの更新時に継続試験を受けるため、常に最新の知識が得られます。運営:株式会社ボーンデジタル
費用:11,000円(2年ごとに更新費用4,840円)
会場:都市部各地もしくは自宅
- ビジネス著作権検定
- Webライターは、いろいろなサイトなどから情報を集め分析して記事を作成します。
執筆した記事内に著作権違反や文章の盗用などがあると、SEOで低評価を受けることに加え、意図せずにライティングしたものであってもライターが責任を取らなければならないことがあります。
ビジネス著作権検定は、それらのことが起こらないよう知識があることの証明になります。運営:株式会社サーティファイ 認定試験事務局
費用:5,100円~8,000円※級により異なる
会場:自宅
※記載の費用は2022年3月現在、税込です。
専門分野の資格も重宝される
ライティングするジャンルによっては、専門家だからこそ書ける記事が求められることも多くあります。
そのため、専門分野の資格も重宝されます。
以下に一例を紹介します。
- 金融>>ファイナンシャルプランナー
- 不動産>>宅地建物取引士(宅建)
- 医療>>看護師、医師
- 食>>食生活アドバイザー、野菜ソムリエ
- 旅行>>観光プランナー
- 美容>>エステティシャン、日本化粧品検定 など
専門性の高い資格は、ライティングの単価が上がるなどメリットが多くあります。
一方で、「実務経験があること」「現役であること」などが求められ、資格を持っているだけでは不十分な場合もあるため注意が必要です。
資格はあくまで「+α」だと考える
資格を持っていると、Webライターとして業務の幅が広がり自信にもつながります。
しかし、経験やコミュニケーション力、クライアントの要望をくみ取る力がなければ、資格を持っていても質の良い依頼はきません。
資格取得を検討する場合には、「なんのためにその資格を取るのか」という目的をはっきりさせることが大切です。
まずはWebライターとしての基本の力を磨き、次に自分を差別化するための資格について考えましょう。