韓国語の文法、超基礎編!これから勉強を始めたい方は必見

韓国語は独学でもマスターできる?効率の良い学習方法とは

韓国語、興味はあるけどよくわからないし、なんだか難しそう…と思う方、ご安心ください!韓国語は日本語と似たところが多く、日本人にとっては学びやすい言語なんです。韓国語の超基礎文法について、簡単にご紹介します。勉強してみようかな…という方、ここからスタートです!

【語順】日本語と同じ!

【語順】日本語と同じ!

「語順」とは、「文の中で、個々の語が並べ置かれる位置・順序。語序。」(大辞林 第三版)です。この語順、日本語は「SOV型」と言われ、主語(Subject)、目的語(Object)、動詞(Verb)の順番に並びます。私は(S)会社に(O)行く(V)のような形ですね。

英語やフランス語、中国語はSVO型になるのですが、韓国語は日本語と同じSOV型。そのため「単語さえ覚えればなんとなく伝わる」という、とっつきやすい言葉なんです。

【助詞】覚えたら文が作れる?

【助詞】覚えたら文が作れる?

日本語の助詞は、いわゆる「てにをは」ですね。それだけでは意味をなさない単語です。韓国語にも助詞があり、覚えてしまえば単語と組み合わせて文章を作れるようになります。

前項の「私は会社に行く」だと、「私(は)会社(に)行く」で( )が助詞にあたります。

韓国語になると「저チョ (는ヌン) 회사フェサ (에エ) 갑니다カムニダ」となり、( )内の(는ヌン)や(에エ)が助詞となります。

日本語と違うところは、「パッチム」というものがあること。これは母音と子音が関係しています。

例えば日本語に多い名前「田中」だと、「tanaka」となり、“子音+母音”の組み合わせで終わりは母音です。韓国語では“子音+母音”の組み合わせ以外に、“子音+母音+子音”があります。例えば韓国語に多い名前「キム」だと、「kim」となり、子音で終わります。この最後の子音を「パッチム」(別名:終声子音)と呼び、これの有無で次に使う助詞が変わります。

基本の助詞は「~は:는(ヌン)/은(ウン)」「~が:가(ガ)/이(イ)」「~を:를(ルル)/을(ウル)」などで、“/”の前がパッチムなし、後ろがパッチムありの場合に使われる助詞となります。

【漢字語】読みも意味も日本語と同じ?

【漢字語】読みも意味も日本語と同じ?

韓国語には漢字に由来する言葉で「漢字語」と呼ばれる言葉があります。これは日本語の漢字と同じ意味を持ち、音読みと似たような発音をする単語のことです。

漢字語の例をいくつか挙げてみましょう。

  • 約束=약속(ヤクソク)
  • 家族=가족(カジョク)
  • 運動=운동(ウンドン)
  • 感動=감동(カンドン)
  • 無理=무리(ムリ)

このように、発音も意味も日本の漢字とほとんど同じ「漢字語」は、数多くあります。これらをどんどん覚えることで、韓国語のボキャブラリーが爆発的に増えることになります。

【会話】基本パターンを使ってみよう

【会話】基本パターンを使ってみよう

韓国語で会話するときに使用される超基本文法を覚えて使ってみましょう。韓国語はひとつの文字に対してひとつの読み方しかないので、基本文法を覚えることでどんどん読めるようになります。

①「~です」
名詞に「です」を付ける文章です。これは直前の名刺にパッチムがある場合とない場合で2種類に分けられます。
パッチムがある場合は「~이에요(イエヨ)」、ない場合は「~예요(エヨ)」となります。

パッチムありの例:「ファンです」=「팬이에요.(ペ二エヨ)」
「ファン」は「팬(ペン)」、「~です」は「~이에요(イエヨ)」。
つまり、「팬(ペン)+이에요(イエヨ)」で「팬이에요.(ペ二エヨ)」となります。
パッチムなしの例:「友達です」=「친구예요.(チングエヨ)」
「友達」は「친구(チング)」、「~です」は「~예요(エヨ)」。
つまり、「친구(チング)+예요(エヨ)」で「친구예요.(チングエヨ)」となります。
②「~ですか?」
疑問を表現する場合は「?」をつけて、語尾を上げるだけでOK!
「ファンですか?」=「팬이에요?(ペ二エヨ?)」
「友達ですか?」=「친구예요?(チングエヨ?)」
③「~は~です」
「私は~です」を覚えておくと、自己紹介もできますね。「私は」は「저는(チョヌン)」です。
「~」が「パッチムあり/なし」によって、語尾が①の「~이에요(イエヨ)」、「~예요(エヨ)」と変わります。
パッチムありの例:「私はファンです」=「저는 팬이에요.(チョヌン ペ二エヨ)」
パッチムなしの例:「私は主婦です」=「저는 주부예요.(チョヌン チュブエヨ)」
④「~は~をします」
「~をします」も、パッチムの影響をうけます。「します」は「해요.(ヘヨ)」で固定ですが、「~を」にあたる助詞が、パッチムありなら「을(ウル)」、パッチムなしなら「를(ルル)」となります。
パッチムありの例:「私は運動をします」=「저는 운동을 해요.(チョヌン ウンドンウル ヘヨ)」
パッチムなしの例:「私は勉強をします」=「저는 공부를 해요.(チョヌン コンブルル ヘヨ)」


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