ホットヨガにデメリットはある?やらないほうが良い人って?

ホットヨガにデメリットはある?やらないほうが良い人って?

インナーマッスルを鍛えられたり、ダイエットになったり、いいことばかりのようなホットヨガ。ただし、デメリットもあります。このデメリットを知らないと、自分の身体を壊してしまいかねないので注意が必要です。しっかり確認して、最高の効果をGETしてくださいね!

ホットヨガのデメリットを知っておこう

ホットヨガのデメリットを知っておこう

ホットヨガにも、デメリットはあります。これらを知っておかないと、無理をして体を壊すことにもなりかねないのできちんと知っておきましょう。

【デメリット①】熱中症・脱水症状
レッスンを受けるとわかりますが、インストラクターはこまめに水分補給のタイミングを教えてくれます。これは発汗を促す目的以外に、高温多湿なスタジオ環境と急激な発汗によっておこる、熱中症や脱水症状を予防するためでもあります。
【デメリット②】自律神経の乱れ
ヨガは本来、深い呼吸をしながら全身の筋肉をほぐし、リラクゼーション効果を生みだすもの。ですが、まったく反対の効果が出てしまうことがあります。朝起きられなかったり、体のだるさや吐き気があったりといった不調はその症状のひとつ。
【デメリット③】身体を痛める
普段ほとんど運動をしない体の硬い人が、いきなり難しいヨガのポーズを行ったら、膝や腰といった関節を痛めてしまうでしょう。最初からヨガのポーズがきちんと取れる人は少ないんです。
【デメリット④】内臓への負担
ホットヨガでは水分補給を十分にしても、体は脱水傾向にあります。そのため、心臓や腎臓といった内臓に負担がかかります。万全の体調で行えばまったく問題のないホットヨガですが、デメリットのひとつとして上げられるでしょう。

ただし、これらはきちんと対策することで回避することができるので、ちゃんと意識して守って楽しいヨガライフを満喫してください!

対策をしっかりしてホットヨガを楽しもう!

対策をしっかりしてホットヨガを楽しもう!

ではデメリットに対してどのような対策を取ればいいのでしょうか。上記4点について、見てみましょう。

【デメリット①】熱中症・脱水症状への対策
まずは、インストラクターの指示する給水タイムには必ず水分補給をすること。レッスンを通して1Lは飲みたいところですが、最低でも750mlは摂りましょう。初心者や真面目な人ほど「インストラクターに悪いから」と我慢しがちですが、それは絶対にNGです。塩分も補給しないと…とスポーツドリンクを選ぶ人がいますが、その場合は糖質を含まないものを。
【デメリット②】自律神経の乱れへの対策
体のさまざまな不調が繰り返し出るようになってしまう自律神経の乱れですが、これは寝不足や寝起き時、また運動習慣のない人が急にホットヨガを集中して行うと起こります。もともと体に負荷をかけるホットヨガですから、健康状態が良好な時に無理のない範囲で行いましょう。またレッスンの前後2時間に食事をすることや、外気とレッスン室など寒暖差の激しい場所を頻繁に出入りすることでも起こるので注意してください。
【デメリット③】身体を痛めることへの対策
初心者がホットヨガを行う場合、インストラクターへの遠慮や前向きなやる気から無理をしがちです。ヨガのポーズには完成形に至るまでの段階があるので、自分が無理なくできるところから徐々に行うようにしましょう。十分なストレッチも必要です。
【デメリット④】内臓への負担対策
心臓や腎臓など、持病のある人は必ず事前に医者に相談しましょう。また初心者がホットヨガを始める場合、いきなり強度の高いものにトライするのではなく、リラックス系のものから入りましょう。

ホットヨガは身体への負担が大きいので、最初は週1回のペースでやってみて、慣れてきたら少しずつ回数を増やしていきましょう。多くても週3~4回程度にしておくことが大切です。

ホットヨガをやらない方がよい人ってどんな人?

ホットヨガをやらない方がよい人ってどんな人?

ホットヨガのデメリットを回避する策はあるものの、やらない方がいい人がいることも事実。以下に代表的な例をご紹介します。

①妊娠中の人
常温ヨガには「マタニティヨガ」がありますが、ホットヨガは高温多湿の環境がなにもしなくても体に負担となります。またお腹を圧迫するポーズが多いことも妊娠中の人にはNGな理由の一つです。
②高血圧の人
大量の汗をかくことで体が脱水傾向になるホットヨガは、血液がドロドロになり血圧が上がるおそれが。またスタジオ内と外の温度差によっておこる急速な血管収縮から、脳梗塞などの危険性もあります。
③偏頭痛がある人
血行が良くなることで脳の血管が広がり、偏頭痛を引き起こすことがあります。普段から偏頭痛がある人は、医者に確認してからにしましょう。

このほか、肌に強い炎症がある人や脳梗塞の既往歴がある人も避けたほうがよいとされています。
また健康な人であっても寝不足・体調不良の時やレッスン中の動悸・頭痛・息苦しさなど普段と違う症状が現れたらすぐに中断してくださいね!


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