ネイリストとして働きたい！そう思ってスクールに通ったり、通信講座で勉強したりする人は多いと思います。相手にはネイルをして喜んでもらえて、自分はお金をもらえる、ネイルが好きな人にはとてもやりがいのある仕事です。では、実際にネイリストになるにはどのような方法があるのでしょうか？
スクールへ通って資格取得！費用は？
もっとも一般的な方法として、スクールへ通って資格を取得し、ネイルサロンへ就職するコースがあります。
ネイリストには国家資格はありませんが、民間の資格であるJNECやJNAの技能検定を受けて合格している方が就職には有利です。求人を行っているサロンの中には、「スクールの卒業生であること」や「技能検定資格保持者であること」を条件としているところも多いんです。
CHECH POINT
スクールに通う場合、立地や費用、取得可能資格、就職率などをしっかりチェックしましょう。また自分が通えるペースをつかむことも重要です。平日昼間に通えるのか、夜間にしか通えないのか、土日しか通えないのかなど、しっかり検討しておくことを忘れずに。
費用はどれくらい？
スクールに通って資格を取得し、プロのネイリストとしての就職を目指す場合、学費はおよそ60万円～100万円弱ほどかかります。
通信講座で学んで資格取得！費用は？
スクールに通う時間が取れない場合、通信講座で勉強して資格取得を目指すことになりますね。
前項で紹介した技能検定資格は、通信講座でも取得が可能です。各講座のコース紹介で対応している資格が案内されているので、取得したい資格に合わせて受講しましょう。
教材はテキストだけではなく、DVDが付いていることがほとんどなので、技術面もしっかり学べます。不安な場合はスクーリングがある講座を選びましょう。
CHECH POINT
通信講座は自分のペースで勉強できますが、受講期間が決まっている講座の場合は期間中に終了できるようにしっかりペース配分しましょう。当サイトの紹介ページでは、受講期間やサポート期間も紹介しています。
費用はどれくらい？
通信講座の費用は幅がありますが、およそ5万円～10万円と言われています。これにはテキスト・DVD以外にも、教材としてプロになってからも実際に使えるネイル用品が一式セットになっていることが多いです。
バイトとしてサロンに就職し修行
よくあるケース…とはいいがたいですが、アルバイトとしてサロンに就職し、修行していく、という方法もあります。
多くの場合サロンの求人というのは即戦力を求めていて、「検定2級以上または同等の技術」「スクール卒業生」などの条件がつきますが、中にはまれに「資格・経験不問」という募集も。この場合、働きながら資格取得の勉強をすることになります。実際のサロンワークを自分で体験できるのはとても勉強になりますね。
CHECH POINT
未経験・資格なしで就職した場合、サロンでの仕事は電話受付や掃除、先輩ネイリストのアシスタントなど雑用になります。店舗によっては、営業時間の終了後に先輩がネイルを教えてくれるところも。ネイリストには資格が必要なわけではないので、現場で技術を磨いて向上していけば、ネイリストとして店頭に出られることもあります。
いきなり開業ってありなの？
ネイリストとしてサロンに就職するんじゃなくて、自宅ですぐに開業したい！という方もいるかもしれません。
仕事として収益を上げたいと思うなら、スクールや通信講座でしっかりと学び、資格を取得しておくことは必須と言えます。
実際、子育て中など時間が不規則になりがちな主婦や副業としてネイルをしたい人がホームサロンを開くケースは増えています。
CHECH POINT
ホームサロンを開業する場合、集客の難しさや知らない人を自宅にあげるという安全面の不安があります。特に自宅がマンションだった場合には近隣住民から「知らない人が多く出入りしている」とクレームになることも。スクールや通信の開業サポートなども活用して、集客プランやかかるコスト、リスクなど、しっかり把握し準備したうえでオープンしましょう。
費用はどれくらい？
自宅で開業する場合の費用は、ネイル用品や備品、設備費などをいれて初期費用として30万円～50万円程度になることが多いようです。
