除光液でパッとふき取るだけのマニキュアと違い、時間をかけて行う必要があるジェルネイルの除去。正しい方法で行わないと、自爪に傷が残ったり、痛みを感じるようになったりしてしまいます。ここではセルフジェルネイルの上手な除去(オフ)方法を解説します。
セルフジェルネイルのオフに必要なもの
まずはジェルオフのために必要なものを揃えましょう。
- セルフジェルネイルのオフに必要なもの
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- ①やすり…ジェルネイルの表面を削るために使う。ファイルともいう
- ②ジェルリムーバー…ジェルネイルを取り除くために使う
- ③コットン…②をしみ込ませて使う。ネイルを覆う大きさの柔らかいものを用意
- ④アルミホイル…指先を包んで使う。
- ⑤ウッドスティックもしくはプッシャー…ジェルネイルを取り除くために使う
- ⑥キューティクルオイル…自爪のケアに使う
セルフジェルネイルのオフ手順
繰り返しますが、除光液(ネイルリムーバー)でジェルネイルは落とせません。ちょっと浮いている部分があるからといって、そこから無理やりはがすのも絶対にやめてください。
- ①やすり(ファイル)でジェルネイルの表面を削る
- 出典:
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ジェルリムーバーをしみ込ませるために、ジェルネイルの表面をやすりで削ります。
多少目の粗い、150グリッド前後のものを使いましょう。爪の形を変えるために使うエメリーボードやスポンジタイプのやすりではなく、アクリルファイルなどを使用します。
カラージェルが少し削れる程度で大丈夫です。削り過ぎて自爪を傷つけないように。
サロンではジェルリムーバーではなくアセトンを使用していますが、とても強い薬剤なので初心者は止めておきましょう。
削った後にキューティクルオイルを爪周りの皮膚に塗っておくと、この後の工程に対する皮膚の保護になります。
- ②リムーバーをしみ込ませたコットンを置く
- 出典:Jelly Nail
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指先をしっかりくるめる大きさのアルミホイルの上に指を置いて、ジェルリムーバーをしみ込ませたコットンをジェルネイルの上に乗せます。肌につかないように、コットンは爪の大きさにカットしてくださいね。
- ③アルミホイルで指先を巻き、そのまま10~15分おく
- 出典:Jelly Nail
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アルミホイルで指先をしっかり巻き、コットンが乾燥しないようにして10~15分待ちます。その上から指サックやゴム手袋をすると、ちょっとした作業ができて便利ですよ。
待ち時間はジェルリムーバーによって違うので、しっかり確認しましょう。長く置けばオフしやすくなるわけではありません。
- ④アルミホイルを外してジェルを除去する
- 出典:Jelly Nail
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アルミホイルを外すとジェルがふやけた状態になっているので、ウッドスティックやプッシャーでジェルを外していきます。
この時、ふやけていないジェルを無理やり外すのは絶対にNG。簡単に取れないジェルが残った場合は②~④の工程を繰り返します。
- ⑤完成!
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このまま新しいジェルネイルをする場合には、プレパレーションからスタートします。
やらない場合には、キューティクルオイルで爪や指先を保湿しましょう。
ジェルネイルは持ちがいい分、除去するのにも時間と手間がかかりますが、丁寧に除去してくださいね。
また正しくオフしたとしても、あまりに頻繁にやりすぎると自爪を痛めてしまうのでご注意を。