いま主婦やママに人気のWebデザイナーになるには何が必要なのか、その方法についてご紹介します。
「Webデザインは独学でも学べるの?」「主婦やママでもWebデザイナーになれるの?」そんな疑問を解決します!
また、Webデザイナーになるために準備するものや必要なスキルについても解説しているので、ぜひ一度ご覧ください。
Webデザイナーになるには?
Webデザイナーになるには、5つの方法があります。
独学
専門書やインターネットなどを利用して、独学でWebデザイナーに必要な知識を身に付けます。
- メリット
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- 費用が安く済む
- 自分のペースで勉強できる
- 勉強内容を自分で決定できる
- デメリット
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- 教材の良し悪しを自分で判断して用意しなければいけない
- インプットした知識をアウトプットする場がない
- 学習した内容へのフィードバックがない
- 学習スケジュールを自分で管理しないといけない
- 業界事情や最新の情報などを手に入れられない
スクール・専門学校【通学】
Webデザインを学べるスクールや専門学校に通い、決まった学習期間で学びます。
- メリット
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- 必要な知識やスキルを体系的に順序だてて学べる
- わからないところはすぐに質問できる
- スクールや専門学校の環境(PC・ソフトなど)を利用できる
- 同じ目標を持つ仲間ができる
- 制作物へのフィードバックが受けられる
- 就転職へのサポートが受けられる
- デメリット
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- 費用がかかる
- 決まったスケジュールで学習を完了しなければならない
- 学習時間の確保が必要
- 学習場所へ行かないといけない
スクール・専門学校【オンライン】
スクールや専門学校が提供するオンライン上の教材を使用して学習します。
- メリット
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- 好きな時間に希望の場所で学習を進められる
- スクールや専門学校の提供する教材を利用できる
- 制作物へのフィードバックや、就転職サポートを受けられるオンラインスクールもある
- デメリット
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- 費用がかかる
- 講師とはオンライン上のみのコミュニケーションになる
- 学習環境の確保が必要
未経験の求人に応募して研修を受ける
「未経験可」のWebデザイナー募集に応募し、採用された企業の社内研修で学びます。
- メリット
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- 実際の現場で実務を学べる
- 業務時間内に学習できる
- 職場の先輩に相談できる
- デメリット
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- 「未経験可」の募集が少ない
- 事前に「Webデザイナーが自分に合っているか」の判断ができない
派遣社員になり研修を受ける
派遣会社を通し、派遣社員として「未経験可」のWebデザイナーに応募します。採用後は、派遣先で研修を受けます。
- メリット
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- 実際の現場で実務を学べる
- 派遣社員として業務時間内に学習できる
- デメリット
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- 「未経験可」の派遣社員募集が少ない
- 派遣先で研修を行っていない場合がある
Webデザイナーになるために準備するもの
Webデザイナーになるためには、パソコンとデザインソフトが必要です。
パソコンの必要なスペックと、必要なソフトをご紹介します。
- MacかWindowsか
- どちらでもOKですが、業界的にはMacを使用している人が多いです。Mac同士ならデータの送受信なども簡単に行えます。Windowsの場合は、OS10以上のものを用意しましょう。
- CPUなどのスペックは
- グラフィックソフトが快適に動く性能が必要です。具体的には以下の通りです。
- メモリ…16GB以上
- CPU…Corei7以上
- ストレージ…SSD256GB以上+HDD(外付けでも可)
- モニター…15インチ以上
- グラフィックボードが独立して搭載されているもの(GPUはGTX 1650以上)
- 必要なソフト
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- グラフィックソフト
- PhotoshopやIllustratorなど。Photoshopは画像の加工やバナー作成などに使いやすいソフトで、Illustratorはロゴやイラストの作成時に使いやすいソフトです。
最近ではプロトタイプや共有機能が充実しているため、「Adobe XD」などのUIデザインツールを使用する企業が増えてきています。Photoshopから「Adobe XD」へ移行するデザイナーも多いです。
- テキストエディタ
- テキストエディタとは、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語をコーディングする時に使うソフトです。今まではWebデザインといえば「Adobe Dreamweaver(有料)」というイメージが大きかったのですが、ここ数年でMicrosoftの無料のHTMLエディタ「Visual Studio Code」が制作会社の定番ツールになりつつあります。
「Atom」、「Sublime text」「Brackets」などのフリーソフトも使いやすくてデザイナーに人気があります。
- FTPソフト
- パソコンで作成したホームページのファイルをサーバーにアップするためのソフトです。「FileZilla」、FFFTP(Winのみ)」、winsCPなどが定番です。
Webデザイナーに必要なスキルとは
Webデザイナーに必要なスキルを、最低限必要なものと、あると重宝されるものに分けてご紹介します。
なお、Webデザイナーになるために「必要な資格」は特にありませんが、「持っていると得になる資格」はあります。
Webデザイナーに必要な資格について詳しくはこちらをご覧ください。
Webデザインの資格ってどんな種類があるの?
最低限必要なスキル
- デザインの基礎知識
- レイアウトやUI、バナー・ロゴ・イラスト作成などを行うWebデザイナーは、デザインの基本原則や色彩感覚などデザインに関する知識が必要です。
- コーディング
- サイトを構成しているHTML・CSSのコーディング技術が求められます。
- 画像編集
- DreamweaverやInDesignなどのソフトもありますが、最低限PhotoshopとIllustratorを使いこなす必要があります。今後は「Adobe XD」が使えるようになると重宝すると思います。
あると重宝されるスキル
- サーバーの知識
- サイトは作成したデータをサーバーにアップロードすることでネット上に公開されます。Webデザイナーはレンタルサーバーを使うことが多く、サーバーの基本設定などの知識があると重宝されます。
- プログラミング
- 最近では動きのあるサイトが多いため、動きを表現するJavaScriptやjQueryのプログラミング技術があるといいでしょう。
- Webマーケティングの知識
- サイトは多くの人に見てもらうことが重要です。それには検索順位を上げる必要があるため、SEOやSEMなどWebマーケティングの知識がある方がキャリアは広がります。
- ビジネススキル
- クライアントの要望を正しく理解するヒアリング力や、他のプロジェクトメンバーと円滑に仕事を進められるコミュニケーション力など、ビジネススキルは高めておきたいですね。
- ディレクションスキル
- サイトの方向性を決定したり、作業内容を管理したりできるディレクションスキルも役立ちます。
- マネジメントスキル
- サイト作成のスケジュールや進行管理などマネジメントスキルも重要になります。
Webデザインは独学でできる?主婦や子育て中のママがWebデザインを学ぶには
Webデザイナーになるための方法や必要なもの・スキルについて解説しましたが、独学でもWebデザインはできるようになるのでしょうか?
結論としては、「本気でWebデザイナーになりたいのなら、独学よりもスクールの方が早くて確実」といえます。
独学の場合、Webデザインに必要な知識・技術を勉強する前にパソコンの選定やソフトの購入から始めることになります。さらに、Webデザインができるようになった後は、実績がない状態から自分で仕事を取ってこなければなりません。
現在は、以下のような主婦やママ向けのサポートを充実させたWebデザインスクールが多くあります。
- 在宅ワーク向けのカリキュラムが多い
- ベビーシッターを派遣してくれる
- 好きな時間に学べる
- 実績作りのサポートをしてくれる
当サイトでも、サポートや就・転職支援などの情報を集めた「主婦やママにおすすめのオンラインスクール」を紹介しています。
本気でWebデザイナーを目指す方は、ぜひ一度ご覧ください。